「ネイチャーやサイエンスに出ているものの9割は嘘」

ノーベル医学・生理学賞を受賞された本庶佑さん

昨日、ノーベル医学・生理学賞を受賞された本庶佑氏が語られた。

「ネイチャーやサイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年たったら残って1割」という。

えーー？嘘発表しちゃいかんでしょ！
と思ったけど、そういうことでもないみたい。

その考え方もあるけれど検証してみたら違う結果も出たよとか、再現できなかったよとか（小保方さんの例）、別のもっといい考え方、やり方があるんじゃない？とブラッシュアップされたりとか、ですよね。

「何でもすぐに信じないで、自分の目で確信できるまでやる」のが本庶佑氏のやり方。
サイエンスの話ですけどね。

私は権威あるものは信じやすく、権力があったり偉い人には弱く、考えることもなく従順になってしまう。
裏返すと、肩書の無い人にはテキトーに接しているということになるか。

いやなヤツですね、わたし。そんな自分を変えたい。
どんな人にも従順になるか、または、どんな人にもテキトーに接するようにするか。
どう考えても違うだろー。

宗教は始めから疑ってかかりますので、私はだまされない、大丈夫、と思ってます
（そういう人ほどひっかかるというけどね。）

とにかく、そのおかげで癌の治療に効果のある薬が開発され、すでに恩恵を受けた方が多くいらっしゃるとのことですから、素晴らしいです。
ノーベル賞受賞、おめでとうございました。

日進月歩

ちょうど昨日書いた健康食品だって、同じこと。健康ブームだって10年経って残っているのは1割ですね。まさにそれ。その時は信じていても、違う説がでる。いや、出ないほうがおかしいですね。こんなに日々、研究している人がいるのだから。どんな分野でも。