市が貸し出している市民農園、民間が貸しているシェア畑とは?。自分が食べる分くらいのちょっとの野菜を育ててみたい程度の人が借りる狭い畑です。自宅の庭が広い人なら必要ないかもしれませんが、庭を持たない人、庭が狭い人には有難いシステムです。それぞれに料金、広さ、種や肥料、農具貸し出し、サポートなどの違いをご紹介します。
市民農園とシェア畑の両方契約しました
まったくの畑初心者の私ですが、今月いきなり両方申し込みました。まだ仕組みをよくわかっていないところもありませんが、素人目線でレポートさせていただきます。また、これから野菜作りを始めますので、その土づくりから収穫までも記録していきたいと思います。
市民農園とシェア畑の違いは?
まず、シェア畑も市民農園も、地域により料金が違いますので、あくまでも私が利用している地域のシェア畑、市民農民の話としてご理解ください。
シェア畑は料金が高いけれど、野菜作りを一から教えてくれて、種や肥料や農具すべて込みの料金です。市民農園が断然安いけれど、畑の区画と水が使えるだけで、他はいっさいサポートがありません。
どちらも1年契約です。シェア畑は広さ10㎡で月額9000円と入会金11000円でしたので、1年間で11万9千円です。それに対し市から借りる市民農園は15㎡で1年間でたったの6500円です。ただ、市民農園のためには、道具をそろえなければなりませんし、種も買わなければならないので、最終的にいくらかかるかわかりません。
シェア畑だけでは狭く物足りなく感じたので、教えてもらったことをそのまま市民農園でもやってみようと思っています。
シェア畑の料金は?システムは?どこまで含まれる?
区画はどういうかんじ?
シェア畑は、住宅地の中にありました。空いている区画から好きな場所を選ばせてもらいました。
3㎡か10㎡かのどちらかです。(複数契約することもでき、その場合は少し割安になります。)区分けを見渡すと借りている方はほとんど10㎡です。個人的には3㎡は狭いのと料金も広さにたいして割高な感じがしますが、お子様用にはいいかもしれません。
10㎡の区画は2メートル×5メートルの長方形です。その中に、幅60センチ×長さ160センチの畝を4本作り、計画に沿って季節ごとの野菜を育てます。上の写真のほぼ何もない手前側が私の区画です。その向こうの4つの白い不織布におおわれた4つのトンネルは、別の方の区画になります。
育てる野菜は?
決まった区画に、決まった大きさの畝を作り、どの畝にどの野菜を育てるのかは決まっています。(だいたいというのは、初心者向けから慣れた人向けと候補があって、選べます)。
「野菜の種類が決められている」というのは、融通が利かないと感じるかもしれませんが、下に挙げたようにとても種類が多いです!。種や苗は貰えますので、自然と限定的になりますし、その野菜に合った肥料選びから、種の撒き方、育て方、すべてを教えてくれますので、仕方ないと思えます。
育てられるのは、初心者にはピーマン、なす、トマト、落花生、キュウリ、オクラ、ジャガイモ、さやえんどう、ブロッコリー。他に、唐辛子、しょうが、枝豆、ニンジンん、スイカ、ラディッシュ、小松菜、サラダからし菜、レタス、トウモロコシ、キャベツ、イチゴ、大根、春菊、ナバナ、ミニ青梗菜、ミニ白菜、空心菜、モロヘイヤ、パクチー、ロマネスコなど。
料金に含まれるものは?種、肥料、農具、指導料は?
私の契約したシェア畑は3㎡で月額6400円、10㎡で月額9000円です。入会金は別途11000円かかります。
料金に含まれるのは、すべてと言ってもいいでしょう。種や苗も、各種肥料も、農具(鍬やスコップやジョウロも、かぶせるマルチや不織布も)、教えてくれる指導料も、すべて込みです。
土づくりから野菜の種まき、育て方まで教えてくれるのは、元農家のおじいさん?のような方でした。ゆとりがあるのか簡単そうにさらりと教えてくれて楽しいです。こういうノウハウって本を読んだだけでは、わかりませんからね。習い事と同じような気持ちになりました。野菜作りの本も貰えるので、家で予習も復習もできます。
お近くのシェア畑を探す、見学するには?
シェア畑は全国に70か所ほどあるそうです。常時スタッフさんがいるわけではないので、直接説明を聞いてみたいなら予約していくのがおすすめです。うちは、とんとん拍子に決まりました。
市民農園の料金は?システムは?どこまで含まれる?
市により、広さや料金も違うと思いますので、あくまでも私が借りた市民農園について簡単に説明します。
市内でもあちこちに10か所ほど農園があります。料金は場所により、15㎡で6500円~30㎡で10000円です。住宅地の中にあるところは人気があり空いていませんでしたが、田舎の方は常に空きがある状態です。
私は一番近い農園は空きがなかったので少し遠い所の、15㎡を借りました。(写真を撮るのを忘れました!次は写真をとってきます!)
設備は手押しポンプの井戸があり自由に使うことができます。他には何もありません。種や農具は個人で用意します。集会場のようなところも、トイレも、駐車場も、物を置いておく場所もありません。肥料や鍬や支柱などはすべて持ち帰る人もいれば、自分の区画内に置きっぱなしの人もいます。
作る野菜はもちろん自由。空きがあるような地区では複数の区画が借りられ、料金もやすいので4区画使っていろんな野菜を作っている人もいます。
これから、このブログでは・・・
このブログでは、シェア畑で教えてもらったことを忘れないように記録として残していきたいと思っています。また、収穫量も記録していきたいと思います。
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