海外旅行でパスポートや貴重品を入れるシークレットポーチ(セキュリティポーチ、貴重品入れ)では首下げタイプや腰巻タイプがあります。選び方のポイントを紹介します。
スペインでスリ会いました。シークレットポーチは絶対必要!
雑誌だったか新聞だったかを広げて笑顔で見せてきます。 ・・・あ、あれだ。
旅行前に、こんなスリがいると聞いていたのでピンと来ました。 さっと、雑誌を振り払うと、その下で私のウエストポーチのファスナーに子供の手が伸びていました。
未然に防ぐことができました。
ウエストポーチの上あたりに雑誌を広げ、その下でスルのです。こんな手口があるのを知らなかったら、ずっと子供たちとコミュニケーションをとっていて何か盗られてしまったと思います。情報はもっているに越したことはありません。
(紛らわしいですが、この時のウエストポーチとは服の上に着用する一般的なタイプです。シークレットタイプではありません。)
この時も、パスポートや貴重品はシークレットポーチに入れて、シャツの下に首から下げていたので、スられていたとしても小額の現金程度で貴重品は盗られることはなかったと思います。でも、もしスリに気づかず、シークレットポーチもしていなかったら・・・考えると恐ろしいです。
ウエストポーチじゃなくても、ハンドバッグでも、リュックでも、みな危険性はあります。どんな手口で来るかわかりません。
海外旅行では、シークレットポーチ(セキュリティポーチ)は必需品です。
シークレットポーチに入れるもの
- パスポート
- その日に使う分以外のお金(外国のお金も日本のお金も)
- その日に使う予定のないクレジットカード
- その他貴重品(免許証、トラベラーズチェックなど)
もし、ホテルの部屋のセキュリティボックスが信用できるなら、その中に貴重品を入れておけばその日は使わなくてもいいかもしれません。しかし、セキュリティボックスがあっても、ヨーロッパの先進国でも開けられて盗まれることもあります。スーツケースにカギをかけていても中のモノを盗られることもあります。慣れないところでは、いつも貴重品は身に着けておくのが賢明だと思います。
その日に使うお金は、小銭入れにしています。お札は折って入れています、長財布のように目立たず、大金が入っているようにも見えませんので狙われないためです。
選ぶポイントは?首下げタイプか腰巻タイプか。色は?
旅行のタイプや季節にもよると思います。
共通して、小さくて、薄くて、軽くて、肌触りのいいものがおすすめ。
貴重品だけ入ればいい。携帯電話なんて入れるものじゃない。できるだけ気にならない小ささ、パスポートが入る大きさがあれば十分。
夏は肌に直接触れるよう身に着けることもあるのでさらっとした肌触りがいい。100均のビニール素材は私はNGです。
首掛けタイプの良い所、悪い所、おすすめ商品
私は首掛けタイプが体に負担が無くて好きです。持っていることを忘れています。
その日の分として分けていたお金が足りなくなった時も、首からするすると出しやすいのもいいです。(本当は人前でこんなことしてはダメですけれど。腰巻タイプの時は悲惨な感じになりますので、まだましです。)
でも細身のTシャツを着ていると変に膨らんで、いかにもその中にぶら下げているのが分かってしまいます。暑い国や季節の時は、ゆったりしたTシャツやシャツにした方がいいです。寒いときは全く問題ありません。
私が使っているのは下の写真の、昨年購入した無印良品の品。素材がさらっとして気持ちよく、メッシュになっていて中も見えるし、折れ曲がっている方にも入るので、使いやすいです。昨日お店を覗いたらなかったので廃版になったのかしら。色が紺なので、薄いTシャツだとなんとなく透けてしまうところが、ちょっと嫌。冬は問題なく使っていますが、夏に行くときには違うのを買おうかと思っています。
ネットで探した中では、下の写真のザ・シンプルな感じが一番いいと思いました。JTBのネクホルダーです。
吸放湿機能を持った素材(東洋紡・エクスライブ)を使用しているそうです。シンプルでたったの25グラム。さすがJTBの商品だわ。色は白と黒がありました。
Amazonで売っています。
下の写真だと良さがわからないですよね・・
↓
もう少し、他の物も入れたいならいろいろあります。
腰巻タイプの良い所、悪い所
バックパックで危険な地域に行く場合や、暑い国、暑い季節は目立たない腰巻タイプがいいでしょう。
色は、肌色!
シークレットポーチでおしゃれしている場合ではありません。
なるべく目立たない肌色がおすすめ。白いTシャツの下だと、黒や紺では透けて見えますね。肌色じゃないなら白や薄いグレー程度がいいと思う。
寒い国、冬ならなんでもいいですが、どうせ買うなら肌色!
スキミング対策とは?
「スキミング」とはご存知ですか?
スキミングとは、キャッシュカードやクレジットカードの磁器情報を読み取って抜き出し、偽造カードを作って買い物をしたり現金を引き出したりする犯罪です。カード自体は盗まず情報を盗むのです。
情報はスキマーという機械で抜き取ります。ATMや店舗でカードを読み取る装置にスキマーを仕組んで読み取るケースがあります。怪しそうな店ではカードを使用しない、暗証番号を隠し撮りするカメラが無いか確認する、など、カード利用するときは注意を払う必要があります。
また、カードを使用する場面ではなくても抜き取られることもあります。満員電車や混雑している場所で鞄の上からでもスキマーで情報を読み取るケースがあるそうです。こちらを未然に防ぐために、シークレットポーチ(セキュリティポーチ)にスキミング防止素材が使用されているものがあるわけです。
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