リチウム電池の開発に貢献した吉野さんがノーベル賞を受賞されました。あやかって、気になっていた電池の違い(アルカリ電池、リチウム電池、マンガン電池)と、スマホの充電池の長持ちさせる方法を調べました。
アルカリ電池、リチウム電池、マンガン電池の違いと使い方は?
長持ちする適した使い方 | 特徴 | |
マンガン電池 | テレビリモコン、時計、ガスコンロ点火 | 微小電力を長時間に向く。液漏れ安心(液体が中性) |
アルカリ電池 | デジタルカメラ、ラジコンカー | 大電流に向く。液漏れは危険。自然放電が少ない。 |
リチウムイオン電池 | 携帯電話、ノートパソコン、電気自動車 | 使用開始から終わりまで電圧がほぼ同じ。精密機器に利用。 |
マンガン電池とアルカリ電池は円柱の普通の乾電池型です。
マンガン電池の特徴
マンガン電池は一番価格が安いです。長時間いれっぱなしの、リモコンやガスコンロなどの利用に向いています。使用を中断すると電圧が回復する特性があるので、リモコンに向いている。また、中の液体が中性なので肌についても被害は小さく、粉がふいても金属が腐食せず危険ではないので「入れっぱなし」にするには一番向いています。
アルカリ電池の特徴
アルカリ電池はマンガン電池より、大きな電流、沢山の電気容量が得られます。大きな力を連続して必要とする機器に適している。自然放電が少ない。正式には「アルカリマンガン電池」という。
リチウムイオン電池の特徴
リチウム電池は小型で大きな電力を貯められる。自己放電も少ない。乾電池と形も電圧も違うので、用途が違う。
繰り返し充電ができる携帯電話などの電池は「リチウムイオン電池」といいます。小型で軽量です。携帯の中の電池も、予備バッテリーもリチウムイオン電池が多いです。大きな衝撃で発火する可能性があり、飛行機の持ち込みは手荷物に制限されることが多いです。
アルカリ電池・マンガン電池を長持ちさせる方法、使い方は?
アルカリ電池はマンガン電池より高性能ですが、すべてに良いわけではありません。上述のように、リモコンや時計などではマンガン電池のほうが長く使えます。
機器の説明書の記述のおすすめのタイプを使用するのが良いです。
リチウム電池を長持ちさせる方法、使い方は?
バッテリーの劣化をなるべくさせない使い方!
1.満充電(100%)で長時間の放置→充電しっぱなしはダメ!
2.完全放電(0%)
3.高温(45度以上)。布団の中に入れておくのも意外と高温になるので気を付けよう!
長持ちさせる使い方は?
やってはいけないことに気を付けつつ、充電量は「40%~85%」に収めておくのが望ましいです!!!
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